あのGoogleが大きな期待を寄せる、今最も注目を集めるサイト制作ノーコードツール『Webflow』をご存じでしょうか。
WixやStudioといったサイト制作ノーコードツールが台頭して久しい昨今に「なぜ今更Webflow?」「どうせ他のノーコードツールと同じでしょ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにノーコードツールは、手軽で、Web制作やコーディングに詳しくない人向けだと思われがちです。
しかし、Webflowは決定的に他のノーコードツールと異なる特徴があるのです。
手軽さは残しつつも、圧倒的な多機能さにより、スムーズで自由なサイト制作が実現できる唯一無二のWebサイト制作ノーコードツール『Webflow』。
このコラムでは、Webflowの特徴と気になる活用例について解説していきます。こちらの記事によってサイトに関する皆様の課題が少しでも解消できるなら幸いです。
Webflowはコーディングに詳しくない方から、Webサイト運用に積極的な企業まで、最も幅広いニーズに応えることができるWebサイト制作ノーコードツールです。
基本的には、ページの要素をドラッグアンドドロップやマウスクリックによって、配置・設定してサイトを構築していきます。また、レンタルサーバーは不要で、ドメインを用意するだけで、構築したサイトを簡単にWebflowから公開することができます。
したがって、HTML・CSS・Javascriptのコーディング作業を不要にし、専門的なインフラの知識が無くても、サイト制作・公開・運用ができます。
しかし、Webflowの強みはこれだけにとどまりません。
Webflowには下記のような非常に強力な機能が備わっているため、Webに詳しい方や、Webサイトに力を入れている企業が扱うことで、よりWebflowのポテンシャルを引き出すことができます。
こうした高い機能性とノーコードによるスムーズな構築プロセスによって、WebflowはCMSとして後発ながら、2024年現在CMSシェア第10位にランクインするほど、様々なシーンで活用されています。
前章の通り、Webflowはノーコードによる手軽さと、多機能・コーディングOKな自由さを高い水準で両立する非常にバランスの取れたサイト制作ノーコードツールです。
こうしたWebflowがどのようなニーズに応えることができるのか、活用シーンを解説していきます。
Webflowは強力なノーコードによるサイト制作機能を有していることから、短期間でWebサイトを立ち上げたい場合に最適です。
特に強みとなるポイントは「Figmaとの連携機能」と「カスタムコード機能」です。
WebflowはFigmaと連携することで、Figma上のスタイルや要素をコピーすることができます。これによって、デザインをそのままコーディングで作り直す従来の方法から脱し、デザイン工程で作成したパーツを流用してサイトを構築できるようになるため、制作プロセスを大幅に圧縮することができます。
また、Webflowはコーディングによってノーコードの制限を突破することができるため、従来のノーコードでは対応不能だったサイト要件を満たすことができます。これによって、制作途中の行き詰まりや、制作前の技術検証を省くことができるため、計画的にプロジェクトを進めることができるのです。
<FigmaからWebflowへの要素コピー画面>
<ページ内の好きな箇所にカスタムコード入力ができるEmbed要素>
企業が一定以上の規模に達すると、コーポレートサイトのリニューアルによってWeb担当者に掛かる負担はかなり大きくなります。特に、経営層・営業・マーケティング・広報・人事・法務・監査といった様々な部門からの意見を吸い上げて、それを形にしていくプロセスにかなりの労力を要することになります。
しかし、どれだけデザイン工程で丁寧にコンセンサスを取っていても、いざサイトとして形ができてくるとなかなか足並みがそろわずにWeb担当者が各部門間を奔走することも少なく無いでしょう。
しかし、Webflowは構築途中の急な要件変更にも柔軟に対応することができる機能(クラス管理機能、バリアブル機能、コンポーネント機能)が用意されているため、いわばアジャイル的にサイト制作を進めることができます。
従来のデザインからサイトを起こすプロセスではなく、Webflowで作成したデザイン案を各所に確認してもらい意見を集約しながらサイトをWebflow上で仕上げていくといった、シームレスなプロセスを可能にします。
そうすることで、最後の最後で大幅な変更を要するような事態を避け、円滑にプロジェクトを進めることができます。
<赤枠の青いタグ(クラス)を要素に付けることでタグに設定されたCSSが流用できる>
<フォントファミリーやカラーをバリアブルで登録しておくことで、一括管理が可能>
<コンポーネント機能でパーツを丸ごとインスタンス化できるため、仕様の一括変更に対応できる>
Webflowはノーコードにもかかわらず、1万記事を管理できるほどの強力なCMS機能を有しているため、非エンジニアであっても自社メディアを管理・更新することを可能にします。
従来ノーコードでメディアを立ち上げると、記事数が増えてきた際に、サイトの挙動が重くなることやUI・UXの改善に限界があることが課題となり、WordPressへの移行を余儀なくされることもありました。
しかし、Webflowであればコンテンツ量が増えてもサイトの挙動にさして影響はありませんし、UI・UXを改善するために新たなカテゴリーレイヤーを追加したり、より見やすいページに大幅アップグレードすることもノーコード+部分的なコーディングによって実現できます。
こうすることで、一からサイトを作り直したり、サイト管理を業者に委託し高額な運用費用を支払うことも無く、オウンドメディアの運営を自社で継続することができるのです。もちろんWebflowはSEO対策の機能もばっちりです。
<Webflowで実装できるコラム機能例>
サイト運用を外部に委託している企業は、毎月の保守費用に課題を感じている方も多いと思います。加えて、WordPressであれば、時折発生するプラグインやPHPのバージョンアップ対応にもコストが発生します。
しかし、WebflowはAWSをベースとした強力なホスティング機能を有しているため、上記のような外注業者への保守費用を掛けず、代わりにWebflowへ月数十ドル支払うだけで、サイトを安全に管理・維持することができます。
特に長らく運営されてきたWebサイトの担当者の中には、度重なる改修によって潜む不具合のリスクやセキュリティリスクに悩まされている方もいらっしゃると思いますが、Webflow上でサイトを運営することで、こうしたリスクから解放されることができます。
近年国内だけでなく海外に向けて情報発信や顧客獲得を目指す企業が増えていますが、その際、サイトに実装する翻訳ツールの選定に頭を悩まされるWeb担当者も少なくないでしょう。
特に問題なのは、海外SEOの対応です。
例えば、見た目上のテキストを機械翻訳で英語にするだけであればそこまでコストは掛かりません。しかし、海外からのアクセスを増やすためのSEO対策や、海外の方に向けて大量にコンテンツを用意する場合は、月数百ドルといった非常に高額な利用料を翻訳ツールに支払う必要が出てきます。
また、海外と日本では文化的な違いが大きく、翻訳後のテキストの細かい調整が自由にできることも重要でしょう。
Webflowのローカライゼーション機能は、上記課題を月$9という非常に安価な利用料で解決できます。翻訳言語数は無制限であり、機械翻訳後のテキスト調整もWebflowに表示された実際の画面から自由に行うことができます。また、コラム記事や、タイトルタグ、メタディスクリプションの翻訳も可能で、サイトマップのローカライゼーションもしてくれるため、海外SEO対策も十分に行ってくれます。
<Webflow Localizationを用いてページをを見ながら翻訳作業を行っているシーン>
いかがでしたでしょうか。
ノーコードという利点を活かしスピーディーで柔軟、ローコストなサイト制作・運用を実現しつつも、高い機能性によってノーコードとは思えない程様々なニーズに対応できるのがWebflowの最大の特徴です。
もし、Webflowの活用をご検討される場合、Webflowについてなにか気になることがある場合は、下記からお気軽にお問い合わせ下さい。
当社は4年前よりWebflowを活用して、これまで100件以上のWebflow案件に携わってきました。なにかお力になれることがあれば幸いです。
会社名
Funwork株式会社
所在地
東京都千代田区東神田3-4-12
代表者
堀尾 尭史
電話番号
メール
03-5809-2979
backoffice@funwork2020.com
URL
設立日
2020年5月18日
資本金
9,000,000円
取引銀行
きらぼし銀行
Webサイト、ITサービス受託開発
マーケティングコンサル事業
シェアオフィス及びコワーキングスペースの運営