従来のWeb制作手法を大きく変革する可能性を秘めている、話題のノーコードツール『Webflow』。
いままでのノーコードツールとは異なり、「本格派ノーコードツール」ともいわれるWebflowは、個人やスタートアップだけでなく、中堅企業や大手企業でも次第に使われるようになってきました。
工数を抑えて構築できるにもかかわらず、サイトの構造はHTML・CSSで作られた一般的なサイトとほぼ同じであることから、拡張性やSEOの観点からも徐々に評価が高まってきています。
また、自社で運用する場合に必ずしもエンジニアを要するわけではないのも大きなメリットであり、当社では制作だけ当社にご依頼いただき、サイトの更新作業(静的ページ含む)は基本的にクライアント様で行って頂く、といったケースも多くあります。
こうした最近注目のWebflowですが、まだまだ実績が少ないのが現状です。
そこで今回は、ちょっと本腰を入れてWebflowで作られているサイトを、16サイト選出しました!(おそらく業界最多?)
早速どんなサイトがあるのか、見ていきましょう!
※掲載は五十音順
オルビス株式会社が2022年2月に公開したビジョンサイト「Portal to the Future」はWebflowで制作されています。
サイトの雰囲気がそのまま企業のブランディングに繋がるため、ビジョンサイトではデザイン面が非常に重要視されます。
実際、オルビス社の「Portal to the Future」キービジュアルの印象的な映像だけでなく、かなり動きを取り入れたデザインになっており。オルビス社の作り出していきたいビジョンを体感できるようなサイトに仕上がっています。
こうしたかなり動きのあるサイトを自由に作れてしまうのは、他のノーコードツールにはない、Webflowならではの強みですね。
https://honda-f1-history.webflow.io/
DIGITAS社によって製作された、ホンダ F1のチームと日本グランプリのキャンペーンサイトです。
ホンダのF1チームの紹介や、ホンダ F1の歴史(1965年から語られています)などについて掲載されています。
このサイトもオルビス社と同様にかなり動きのあるサイトとして作られています。
しかし、挙動は非常に軽いため、疾走感のあるデザインを損なわない素敵なデザインのサイトとなっています。
船井総合研究所のグループ企業の1つである、船井総研デジタルの採用サイトはWebflowで構築されています。船井総研デジタルは船井総合研究所のDX部門としての役割があります。なので、エンジニアやそれ以外の事務職の方々、果ては営業職までWebに慣れている人材が豊富であり、Webflowを運用する環境としては好環境なのではないでしょうか。
また、Webflowはテンプレートの品質が高かったり、そもそもサイトをオリジナルで制作する場合でも構築工数を抑えられることから中小企業との相性も高いです。常に状況が変化していくベンチャー企業、中小企業の方々は、一度Webflowをさわってみてはいかがでしょうか。
三井化学社の次世代アイウェア『TouchFocus®』のブランドサイトにWebflowが使われています。
TouchFocus®の性能を余すところなく紹介できるように、TouchFocus®の各機能をビジュアルとテキストで掲載しています。
機能やベネフィット、デザインなどを1ページに凝縮して掲載しており、非常に見やすく、分かりやすいサイトになっています。
それだけでなく、視覚体験ページでは、実際のTouchFocus®の見え方のデモを掲載しており、Webflowのデザインがいかに自由であるかも感じていただけると思います。
モデル一覧ページでは、多種多様なモデル・色・性別・形状別に商品を絞り込み表示することもできます。
たくさんの要素が詰め込まれているサイトですので、制作者サイドの参考にもなるサイトかと思います。
楽天グループの1つ楽天スーパーロジスティクスの海外サイトもWebflowで制作されています。
Webflowの事例を掲載するコラムでは度々取り上げられていますので、ご存じの方もいるかもしれません。
このサイトはサイトボリュームがかなり多く、大規模サイトの構築をWebflowで行う際には非常に参考になると思います。
いくつものサービス紹介ページだけでなく、連携している外部サービスの紹介、ブログなど非常にボリュームの多いサイトになっていますが、ストレスなくスムーズに閲覧することができます。
ノーコードツールと言うと、小規模サイトに使われる印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした大規模サイトでも使える本格派ノーコードツールがWebflowです。
※掲載は五十音順
薬局DXを主軸に事業展開している、Health Techベンチャーのカケハシ社はコーポレートサイトをWebflowで構築しています。
近年では、自社にエンジニアがいるベンチャー企業が積極的にWebflowを活用するシーンが増えています。自社でそこまでリソースを割かずにサイトの立ち上げが可能であり、運用のコストも抑えられることから、Tech系のベンチャー企業と非常に相性がいいのもWebflowの特徴です。
ソフトウェア開発で20年以上の実績を誇る上場企業アステリア株式会社の一サービスである、Gravioを紹介するサービスサイトもWebflowで制作されています。プロダクトを紹介するサービスサイトは情報のアップデート頻度が非常に高く、情報鮮度がマーケティングにも大きく影響します。従って、サイト更新のコストは極力減らしつつも、増えゆくサイトボリュームに耐えうる仕様でなければなりません。その点、WordPressよりも管理が簡単で、他のノーコードツールよりも大きなサイトボリュームに耐えうるWebflowはうってつけと言えるでしょう。
https://sakura-wifi.com/index.html
GLANZ社の扱うSAKURA WiFiのサービスサイトはWebflowで制作されています。前述の2社と同様に、情報の更新頻度が高いサービスサイトではやはりWebflowが選ばれやすいようですね。
新サービスが増えたときも、既存ページをしっかり作っておけば、ページを複製して構築することで、手間を抑えてサイトを更新することができます。この作業はエンジニアを要せずに行うことも可能であり、このように静的コンテンツを複製してページを増やすことができるのはWordPress運用ではあまり見られない、Webflowの強みだと言えるでしょう。
昭和15年から続く学校法人昭和学院のコーポレートサイトはWebflowで制作されています。学校法人がWebflowを使用している例は珍しいのですが、毎年様々なページに更新が入ることから、学校法人のサイトはかなりWebflowと相性がいいと思います。
一般的なページだけでなく、校内案内ページでは写真を多く使用していたり、毎年度の事業報告や財務情報などもPDFファイルを掲載してサイト上に公開しています。
幼稚園や小学校など傘下の教育機関毎のサイトはWordPressで作られています。このように、自社の状況や運用体制に合わせて、WebflowとWordPressを使い分けるのもいいと思います。
C-rays社のコーポレートサイト兼サービスサイトもWebflowによって制作されています。
C-rays社はビジネスパーソン・エージェンシーというサービスを展開しており、多数のプロフェッショナル人材を抱えています。そのプロフェッショナル人材毎に紹介ページを作っており、かなり詳細に情報を掲載しています。
その他のサービスについても掲載しているため、ベンチャー企業の中ではサイトボリュームの大きいサイトといえます。管理負荷を抑えサイト運用していくことを狙って、Webflowによってサイトを構築したのかもしれません。
https://www.super-appli.co.jp/
「テクノロジーを用いて、私たちの日常に感動を。」をコンセプトに、アグリテックを主軸に事業展開しているスーパーアプリ社も、多分に漏れずテックベンチャーの利点を生かし、Webflowでサイト制作し、自社でサイト運用しています。
Webflowは事業の立ち上げ時にサクッとサイトを立ち上げる時にも重宝しますが、実はサイトのボリュームが多くなってきたタイミングでWebflowに切り替える会社も多いのです。コストを抑えてサイトを立ち上げられるだけでなく、その後の1次、2次改修でも工数を抑えることができるので、成長スピードの速いベンチャー企業にとっては、こうした点もWebflowを用いるメリットになります。
ベンチャー企業で多く用いられるWebflowですが、損保保険事業総合研究所のようにちょっとお堅い印象のある法人でも用いられ始めています。Webflowの魅力の一つとしてテンプレートのデザイン性が語られることが多いですが、私はオリジナルで各社に合わせてデザインを構築できることも非常に魅力的だと思います。
わざわざ海外っぽいテンプレートを用いるのではなく、ノーコードの強みを生かし、工数を抑えながら会社のブランドに合わせてオリジナルでデザインを構築するパターンでもWebflowはおすすめできます。
ITプロダクトの開発・運用会社であるNOTA社のコーポレートサイトもWebflowで構築されています。NOTA社は自社のブログでWebflowにコーポレートサイトを切り替えた件について紹介しています。
Webflow採用までの経緯や、実際に使ってみて感じたメリットやデメリットなど、ユーザーの非常にリアルなコメントが詳細に記述されていますので、Webflowの採用を検討されている方は非常に参考になると思います。
設立10年超のベンチャー企業ビーサイズ社のコーポレートサイトはWebflowによって制作されています。
白基調の見やすいデザインですが、動きも取り入れられており、視線を引き付ける工夫が随所に凝らされています。サイトのデザインについてこだわりたい方にとっては、やはりWebflowは相性がいいと言えるでしょう。
開発環境で構築中のサイトをすぐにテストドメインでホスティングしブラウザ上で確認できるため、デザインカンプベースではなかなか作り込み切れないデザインを作りながら確認しながら改善していくことができます。
2022年に行われたキャンプフェス『FUJI&SUN’22』のサイトもWebflowによって構築されています。プロモーションの準備期間がタイトになりがちなイベントサイトは、個人的にWebflowとかなり相性がいいと考えています。
理由は構築工数を抑えられる点もそうですが、情報が揃ったところから構築していきつつ、途中で状況に合わせて修正を掛けていくような柔軟な構築プロセスに、Webflowが非常に向いているためです。
Moneytreeは海外出身の経営者層を中心に事業展開しているTech系ベンチャー企業です。代表がオーストラリア出身ということもあり、英語圏で展開が進んでいるWebflowでサイト構築しているのかもしれませんね。
実際かなりの数のプロダクトやサービスを抱えていますので、これらを従来のやり方で更新していったらかなりのコストが掛かっていたと思います。やはり、刻々と変化するベンチャー企業とWebflowは相性がいいですね。プロダクトやサービスの展開、ボリュームに応じて、サイトマップから変えていく場合でもWebflowは非常に役に立ちます。
コロナ禍を気に話題になったキッチンカー事業プラットフォームを中心に、モビリティビジネスを展開しているベンチャー企業Mellow社もWebflowでサイト制作しています。
たくさんのメディアに取り上げられているMellow社ですが、こうした会社のお知らせページも投稿機能と共にWebflowによって構築されています。
採用サイトもWebflowで構築されていますが、会社説明資料を埋めこみで表示しています。Webflowは標準機能だけでなく、カスタムコード機能を使って、こうしたスクリプトの埋め込みも簡単に行うことができます。
いかがでしょうか。
当社では、Webflowの関心を持ってくださった方々に向けて、無料Webflow説明会を実施しています。
以下よりお問い合わせフォームにアクセスし、お気軽にお申し込みください。
ご発注を検討されている企業様だけでなく、フリーランスや制作会社など同業者様でも構いません。
Webflowの広がりによって、発注側も制作側もより幸せになれる社会の創造に向けて、当社は邁進していきます。
今後とも宜しくお願い致します。
Webflowとはなにか?についてはこちらで解説しています。合わせてご覧ください。
Webflowについての基本的な使い方について解説した記事はこちらからご覧ください。
Webflowのメリットについて解説した記事も投稿しています。よろしければご覧ください。
会社名
Funwork株式会社
所在地
東京都千代田区東神田3-4-12
代表者
堀尾 尭史
電話番号
メール
03-5809-2979
backoffice@funwork2020.com
URL
設立日
2020年5月18日
資本金
9,000,000円
取引銀行
きらぼし銀行
Webサイト、ITサービス受託開発
マーケティングコンサル事業
シェアオフィス及びコワーキングスペースの運営