Googleの親会社アルファベットも多額の投資をしており、近年ますます世界で注目を集めているWebサイト制作ノーコードツール『Webflow』。
ノーコードの強みを生かした「スムーズな操作」と「わかりやすいUI」、1万もの記事を管理できる「強力なCMS」、ノーコードなのにカスタマイズ自由という「革命的なカスタムコード機能」など、高い機能性によって様々なシーンで活躍できるWebflowですが、これまで1つ致命的な弱点がありました。
それは、UIが日本語対応していないことです。ローカライズされていないため、操作はすべて英語、学習も必然的に英語となり、日本人にとっては非常に学習ハードルが高いツールになっていました。
しかしこの度、Webflowを日本語表示してくれるプラグイン「Webflow日本語化(開発元:supasaito.com)」がGoogle Chromeのプラグインでリリースされました(2024年4月27日現在はアルファ版)。しかも開発元は、Webflow草創期からずっと日本のWebflow界隈を牽引してきたSupasaito(Webflow公認東京コミュニティリーダー)です。当社Funworkと創業時期が近く、共に日本ではかなり早い段階からWebflowによるサイト制作を受託してきました。
この「Webflow日本語化」によって、Google翻訳のような精度の低い日本語ではなく、業界用語など日本語特有のフレーズに対応したUIでストレスフリーにWebflowを操作することができます。
Webflow日本語化によって、Webflowのデザイナー画面(開発画面)が適切に日本語翻訳されることで、日本のWebflow制作業界は下記のような変化が起こると思われます。
世界でもトップ10のCMSシェア(2024年1月現在)を誇るWebflowですが、日本でも徐々に認知が広まっており、今回のプラグインリリース二よってさらにシェアが拡大すると予想されます。
当社でも、3年前こそ小規模サイトに使われるだけでしたが、近年では数十ページあるコーポレートサイトや採用サイトのリニューアルでWebflowを活用したり、今後発生するサイト拡張を効率化するためにIPOを目指すベンチャー企業がWebflowへの移行するプロジェクトが立ち上がったりと活躍の幅が広がっています。ノーコードの枠組みにとらわれず、拡張性が高いため、内製化しやすい点や運用コストを抑えられる点にメリットを感じる方が増えてきている印象があります。
早速インストールを考えている方々のために、
Webflowの登録から日本語画面の表示までの手順を簡単に解説します。
(すでにWebflowを登録済の方は3番からご覧ください。)
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※現在はGoogle chromeにのみ対応しています。
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実際、Google翻訳とこのプラグインでどのようにWebflowのデザイナー画面の日本語表示が違うのか、見比べてみました。
注意点として、日本語のWebflowは昨日アルファ版がリリースされたばかりです。翻訳箇所は日増しに増えていき、続々とアップデートされるようです。
下記画面は、プラグインがリリースされた翌日2024年4月27日のものになります。
<ナビゲーター表示時_Webflow日本語化>
<ナビゲーター表示時_Google 翻訳>
Google 翻訳だと、ページ内の英語表記まで翻訳されてしまっています。
また、左側ナビゲーター上の要素名・クラス名、右側スタイルパネルのあらゆる英語表示まで日本語になっていますが、いわゆる直訳であり意味のわからない単語が並んでいるため、操作が難しくなっています。
一方で、Webflow日本語化プラグインの方は、まだまだアルファ版ということもあり翻訳箇所自体があまり多くはないですが、表現の違和感は無く、ホバー時のポップアップなどにも対応しているようです。
開発元のSupasaitoも、継続的に翻訳箇所を増やしていくとのことでしたので、今後に期待です。
アップデート情報は、Supasaito公式サイトにて公開されるとのことですので、こちら要チェックです。
また、もし「Webflow日本語化」のアルファ版を使う中で改善要望があれば、Supasaitoが主催する日本のWebflowコミュニティがDiscordで運営されていますので、こちらにご参加ください。
今回のプラグインの公開によって、直ちにWebflowが日本市場に広まるかというと難しいかもしれません。ですが、Webflowの日本ローカライズを進める中で、最大の課題と言ってもいい英語UIが解消されるきっかけができたことは非常に大きな一歩です。
今後、プラグインによる翻訳範囲が拡大していくことで、間違いなく日本人Webflowユーザーは増えると思います。
もしこれを気に、先んじてWebflowに触ってみようかな、自社導入を検討しようかな、という方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
日本最多クラスのWebflow案件数を誇る当社にて、無料相談を承ります。
会社名
Funwork株式会社
所在地
東京都千代田区東神田3-4-12
代表者
堀尾 尭史
電話番号
メール
03-5809-2979
backoffice@funwork2020.com
URL
設立日
2020年5月18日
資本金
9,000,000円
取引銀行
きらぼし銀行
Webサイト、ITサービス受託開発
マーケティングコンサル事業
シェアオフィス及びコワーキングスペースの運営